ピンボール アズールレーン

後継者育成が急務となる伝統的工芸産業の技術を、未来に残したい!

カテゴリー:伝統・文化・歴史 

main_img 達成間近

寄付金額 1,627,000

81.3%

目標金額:2,000,000

達成率
81.3%
支援人数
57
終了まで
66
/ 90

山形県山形市(やまがたけん やまがたし)

寄付募集期間:2023年10月24日~2024年1月21日(90日間)

山形県山形市

プロジェクトオーナー

南北朝時代、時の武将「斯波兼頼」が⼭形市で地盤を築き、以降職⼈の町が発展した際には150を超える職⼈屋敷がありました。
現在、伝統を受け継いだ職⼈さんは急激に減り、桶樽や⽵細⼯など残念ながら埋没してしまった技術もあります。和傘や漆器、鋸や特技⽊⼯は特に事業の承継が急務です。
これ以上埋もらせることは出来ない!今後継者を育てていかなければならない!その思いで⼭形市では⽀援事業に取り組んでいます。
昨年は、⼭形市の伝統的⼯芸産業の後継者育成のため、5年連続でクラウドファンディングに挑戦し、多くの皆さまから暖かいご⽀援をいただきました。
今年も、⼭形市が世界に誇る伝統的⼯芸の技術を未来につなぐため、クラウドファンディングに挑戦します。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

受け継がれてきた技を、後世へつなぐ

バラエティに富む山形市の伝統的工芸品!!

豊富な水資源と肥沃な土壌により美しい自然と豊かな気候風土に育まれた山形市は、古くから数多くの素晴らしい素材の宝庫でした。そうした真の素材を活かし、北前船により伝わった京文化を独自に進化させ代々継承してきたのが山形市の伝統的工芸品です。

山形打刃物や和傘などその種類は18にも上り、現在は山形仏壇と山形鋳物が経済産業大臣指定の伝統的工芸品に認定されています。

しかし、現代の伝統的工芸産業においては、いずれの業種においても職人の高齢化や新たな担い手の確保が難しい状況にあることから、年々職人の数が減少傾向にあります。「和傘」「漆器」「鋸」「特技木工」においては、現在事業者が3人未満となっており、特に減少が激しい状況です。

新たな担い手の確保、継続的な雇用は、山形市の伝統的工芸産業を存続させていくために重要な課題となっています。

伝統の技術を守り、且つ新しい風を取り入れていくためには、皆様からの支援が必要です。どうぞ、山形市の伝統的工芸品を守っていくためにご協力をお願いいたします。

山形市が誇る伝統技術をこれからも受け継いでいく!

後継者育成のための事業を推進!!

今回のご支援は、山形市の伝統的工芸産業を営む事業者、またその事業者の下で修行する後継者への支援の一部に充てさせていただきます。

■伝統的工芸産業後継者育成補助金

伝統的工芸品は、昔から日常生活で使われ、人々の暮らしにおいて非常に身近なものとして利用されてきました。しかしながら、時代の変化や多様化するニーズとともに、日常生活で使用するものも変化してきました。
そのような中でも、伝統的工芸産業に従事する職人たちは、これまで築き上げてきた伝統的な技術を守りながら、多様化するニーズ等に対応した新しい商品を作り続けてきました。この伝統ある技術やその商品を後世に残していくためには、その技術を守り、受け継ぐ後継者の育成が重要です。
この伝統ある技術を守り続けていくために、山形市では、伝統的工芸産業の中小事業者が後継(技術継承)者の育成を行う場合に必要な育成経費の一部を助成しています。
この事業は、平成14年から始まり、これまで34名の方が伝統的工芸の技術を習得されています。
今回は、この事業を過去に活用され技術を継承した方と現在修行中の方をご紹介いたします。

≪過去の対象修⾏者(平成23・24年)≫

株式会社飛庄代表取締役 飛塚大貴 さん (業種:打刃物)

写真

飛塚さんは、平成23年から2年間、当該補助金の対象者として伝統技術の習得に励んでこられました。
当時は、修行を開始してから2年目ということで、研削や研磨作業を中心に製作を行うとともに、代々受け継がれてきた、鋏の強靭さと粘りを引き出す「鍛造」の技術を身につけるべく修行をされてきました。
会社の跡取りということで、早く技術を身につけようと、自分から積極的に父や先輩方の技術を盗みにいったそうです。通常業務の後も、夜な夜な一人で技術を磨き、そして、鍛錬していく中での気づきと、自分の中で試行錯誤し、腕を磨いてこられました。
現在は、株式会社飛庄の代表取締役として、伝統技術を継承していく立場となりました。現在、株式会社飛庄には、修行2年目の若手もおり、製鋏技術を継承しておられます。
飛塚さんが最も得意とする工程は「自由鍛造」。これは、型を使用せず、ハンマーでたたいていくことで、鋼の不純物を取り除き、鋼の性能を引き上げていきます。この鍛造の技術を身につけた職人は、日本全国でも少なくなっており、株式会社飛庄の中でも2人の職人のみが行うことができる非常に技術が必要な工程となっています。
これまでの会社内での技術継承という点でみると、「この工程はこの人が担当をする」ということが、なんとなく決まってしまっており、なかなかスムーズに技術継承が行われる機会が少なかったそうです。これまでのやり方では、受け継がれてきた技術が途絶えてしまうおそれがあるので、できるだけ若手でもより多く技術を身につけられるよう、より良い環境を整えていきたいと技術継承への想いを語っていただきました。
※上記写真は、飛塚さんの鍛造の様子

≪現在の対象修⾏者(令和5年)≫

株式会社飛庄 斎藤準 さん (業種:打刃物) 

写真

斎藤さんは、現在、株式会社飛庄代表の飛塚さんから製鋏技術の指導を受けておられます。修行開始当初から、砥石の使用感覚を養うべく大まかな荒研削作業を行ってきたそうです。現在は、修行開始から丸1年が経過したことで、全体の作業の流れも把握し、徐々に製造の補助を行うようになっているそうです。

以下、斎藤さんからのコメントです!

ガバメントクラウドファンディングを通じて、多くの皆さんに支えていただきありがとうございます。今年より山形市の後継者育成補助金を活用させていただくこととなりました。
現在は、主に研削や研磨の作業を行っています。修行して2年目に入りましたが、手の力加減によりどれくらい削られるか等も少しずつ分かってきました。しかしながら、手本となる先輩たちの手の動きと比較すると細かい手の動かし方がまだまだと感じています。先輩たちのような繊細さが不足しているので、これから多くの経験を積み、技術を磨いていきたいと思っています。
また、研磨等の工程以外の作業工程も経験していき、様々な技術を習得していくとともに、その技術を早く自分のものにできるよう頑張っていきたいと思います。


斎藤さんの修行風景①

・コンタ―マシンでの材料カットの様子
実際に鋏として使用する部分以外の余分な箇所をコンターマシンでカット

斎藤さんの修行風景①

斎藤さんの修行風景②

・砥石による荒研削の様子
コンタ―マシンでカットできない部分を回転砥石で削り落とし、より鋏の形へと変化させていく

斎藤さんの修行風景②

斎藤さんの修行風景③

・指導者である代表の飛塚さんと斎藤さんの作業の様子

斎藤さんの修行風景③

「打刃物」

打刃物は、延文元年(1356)斯波兼頼が山形に入部したとき召使いの鍛冶士たちが鍛冶集落を形成したのが始まりといわれ、慶長年間(1596~1614)最上義光時代につくられた「鍛冶町」の面影が現在にも残っています。
その刀匠鍛冶の伝統を受け継いだ打ち刃物の技術は高く評価され、昔ながらの手作り品として園芸剪定鋏・庖丁・刈込鋏・鎌・鍬などが生産されています。

「打刃物」

職人の技術承継機運を高め、伝統的工芸品に新しい風を吹き込む!

■職人と学生の交流事業

山形市では、伝統的工芸産業に携わる職人とものづくりを学ぶ東北芸術工科大学の学生の交流の機会を創出し、ものづくりに対する思いや発想に基づいて意見を交わすことや連携して作品を製作することなどを通じて、事業者の技術承継機運を高め、後継者育成の推進を図ることを目的に、「職人と学生の交流事業」を実施しています。

○事業内容
・交流と発案
本事業に高い関心と意欲を持つ学生を抜擢し、事業に協力いただいた職人たちを訪問し、それぞれの商品の特徴や歴史、技術を学びます。その交流を通じて得た知識を基に商品のアイデアの発想を行い、意見交換をしながら試作品の製作を行います。
主な内容:事業者訪問、アイデア発案・試作、事業者への質疑及び意見交換

・職人へのプレゼンテーション
交流を通じて生まれた新しい価値の伝統工芸品の試案について、学生が職人に対しプレゼンテーションを行います。職人の目線から意見をいただき、さらに試案をブラッシュアップしていきます。

・成果の発表
その年に開催される「山形市伝統的工芸品まつり※」において、本事業の成果を東北芸術工科大学ブースにて展示発表します。成果によっては商品化も行われます。
まつり当日は、アイデアのパネル展示、試作品の展示等が行われます。
※山形市の伝統的工芸品が一堂に会し、展示・実演・販売が行われる年に一度のイベントです。令和5年度は、12月2日(土)、12月3日(日)に山形ビッグウイング(山形市平久保100)で開催されます。


  

事業所訪問の様子

職人が働く事業所を訪問し、伝統的工芸品の歴史や特徴などの説明を受け理解を深める
令和5年度は6つの事業所を訪問
写真は、有限会社ツルヤ商店(籐工芸)への訪問

事業所訪問の様子

職人へのプレゼンテーションの様子

学生のアイディアを職人へ提案!職人の視点からアドバイスをいただき、提案内容に磨きをかけていく。
写真は、伝統工芸品「鋸」(中屋太次郎鋸店)に関する提案の様子

職人へのプレゼンテーションの様子

学生のデザインから生まれた商品

「ティータイム三姉妹」(有限会社よしだ)
桐製茶筒
桐の機密性、調湿性を活かし茶葉等を湿気から守り保管できる

学生のデザインから生まれた商品

寄付金の使い道

上記「伝統的⼯芸産業後継者育成補助⾦」「職⼈と学⽣の交流事業」など後継者育成のための事業にかかる200万円を寄附で集めたいと考えております。

・伝統的⼯芸産業後継者育成補助⾦ 80万円
・職⼈と学⽣の交流事業 45万円
・伝統的⼯芸産業修⾏者⽀援給付⾦ 75万円  
「伝統的⼯芸産業修⾏者⽀援給付⾦」は、山形市の伝統的工芸産業のうち、同一業種の事業者が3者未満であり、早急に事業の継承に取り組むべき業種の事業者から技術継承を図ろうとする修行者に対して、給付金を交付するものです。
対象は、「漆器」、「和傘」、「鋸」、「特技木工」の4業種になります。
これまでは、「和傘」において1名の方がこの制度を活用して技術継承に取り組まれ、現在も引き続き和傘づくりをしています。

今回は、All-in方式を採用し、目標金額に達しなかった場合でも、頂いたご寄付と皆様の想いをつなぎプロジェクトを推進してまいります。

山形市 市長 佐藤 孝弘

■伝統を受け継ぎ、未来へつなげるために

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山形市の伝統的工芸産業の職人の皆様は、それぞれの分野において、この道一筋に技術の研鑽に励まれ、優れた技術を受け継ぎ、本市産業の振興・発展に大きく寄与しておられます。

伝統的工芸品は、古くから人々の暮らしの中で、非常に身近なものとして活用されてきましたが、機械化の進展やライフスタイルの変化等に伴い、年々生産額が減少してまいりました。

一方で、大量生産大量消費社会への反省や、腕の良い職人の手によるものを使ってみたいという本物を求める方々によって、再び幅広い世代から注目を集めています。

職人の卓越した技術と想いの詰まった伝統的工芸品は、「文化創造都市」を掲げる山形市にとって、重要な地域資源であります。これまで以上にその魅力を発信していきながら、後継者育成への支援を行ってまいります。

この伝統的工芸産業を未来に受け継ぐこの取組に、是非皆様からのご協力を賜りますようお願いいたします。

⇩⇩山形市の伝統的工芸品についての詳細はコチラから⇩⇩

寄附者の皆様へ

山形市からのメッセージ

本プロジェクトへのご支援に、心より御礼申し上げます。

山形市の伝統的工芸産業の事業者の方は昔からの技術を継承しながらも、新しい色を取り入れながら素敵な品を作り上げています。

山形市の伝統的工芸品にご興味のある方、また山形市にご興味を持ってくださった方、ぜひ山形市にお越し下さい。お待ちしております。

現在進捗情報はありません。

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