ピンボール アズールレーン

  • TOP
  • 過去実績
  • 愛馬の無病息災を願う祭り「チャグチャグ馬コ」の継承のために

愛馬の無病息災を願う祭り「チャグチャグ馬コ」の継承のために

カテゴリー:伝統・文化・歴史 

main_img 達成

寄付金額 3,342,000

111.4%

目標金額:3,000,000

達成率
111.4%
支援人数
279
終了まで
受付終了

岩手県滝沢市(いわてけん たきざわし)

寄付募集期間:2023年9月8日~2023年12月7日(91日間)

滝沢市

プロジェクトオーナー

馬産地として知られる岩手では、古くから人と馬が生活を共にしてきました。
今も南部曲り家や馬事文化の残る岩手県滝沢市では、農耕に疲れた愛馬を慰安し、その無病息災を願う「チャグチャグ馬コ」という伝統的なお祭りがあります。
毎年6月第2土曜日に、色鮮やかな装束を身に着けた農用馬が、子どもたちを乗せ、滝沢市の鬼越蒼前神社から盛岡市中心部の盛岡八幡宮までの約14キロメートルを行進します。

平成2年のチャグチャグ馬コには102頭の装束馬が参加していましたが、現在では60頭程度まで減少しており、地域の大きな課題となっています。
市内の農用馬の飼育頭数も年々減少傾向にあり、県内外から馬を借用してチャグチャグ馬コを実施しているのが現状です。

そこで滝沢市では、市内の馬資源の確保を目的に、メスの農用馬を所有し、及び繁殖させ、生産された仔馬をチャグチャグ馬コへの出馬者に無償で譲渡する取組みを行っています。
この度、市有馬「滝姫」がメスの仔馬を産んだので、これを機会と捉え、チャグチャグ馬コのPR及びふるさと納税の推進を目的として、ガバメントクラウドファンディングを実施しようとするものです。
いただいた寄附金は、チャグチャグ馬コの実施や継承のために活用します。具体的には、チャグチャグ馬コ馬資源確保事業(市有馬の飼養管理、無償譲渡など)及びチャグチャグ馬コ関連事業(チャグチャグ馬コの実施、装束馬の派遣事業など)に充当します。

皆様のご協力をぜひよろしくお願いいたします。

※寄附金額は2000円以上でお願いしております。

チャグチャグ馬コとは

みちのくの初夏の風物詩。
700とも言われる鈴をチャグチャグと鳴らしながら、手づくりの装束を着飾った馬コと一緒に、引き手と乗り手も伝統の衣装を身にまとい、滝沢市の鬼越蒼前神社から盛岡市の八幡宮までの約14kmの道のりを行進します。
チャグチャグ馬コは民謡、駒踊り、馬と人が共に暮らした南部曲がり屋と共に郷土の馬事文化として広く親しまれています。
昭和53年には文化庁の「記録作成等の措置を講ずべき無形民俗文化財」、平成8年には環境庁(当時)の残したい日本の音の風景100選」に選出されました。

チャグチャグ馬コの継続問題

技術と馬を扱う後継者の不足

ベテランの馬主さん達が馬の体調を見ながら行進させます。

チャグチャグ馬コは馬が主役の伝統行事ですが、馬が1頭いれば開催できるというものではありません。
馬を華やかに飾る装束や、馬を誘導し手綱を握る技術も必要です。
馬の装束は家や地域によってさまざまで、色や鈴の数も1つずつ違く、代々受け継がれてきたものでした。
また、馬を大切に思うからこそ、馬も人間も怪我をしないように、上手に誘導して手綱を握ってあげる技術も必要です。
馬を飼う人が減るという事は、受け継がれてきた装束製作の技術や馬を扱う技術も失われるという事になります。

また馬によって個性や性格も違います。
大人しい馬もいれば、気性の荒い馬もいます。さらに体の作りも1頭ずつ違うため、病気がちな馬や足腰が弱い馬もいるため、一口に「馬を育てる」と言っても、膨大な知識と経験が必要になります。
馬を病気や怪我で失ってしまうこともあり、馬を育てるための技術の継承も課題となっています。

馬の維持費問題

親子を優しく見守ります。
馬の運動不足解消のための広い放牧地。手入れが欠かせません。

馬を飼育し続けるには莫大な費用と時間がかかります。
飼料代、削蹄代、病気になった際の治療費、さらに放牧場や馬房の手入れ、馬房に敷く藁や飼料の生産など。
馬にかかる費用はもちろん、その周辺の維持費も大きな負担となります。
農耕馬を育てる農家の高齢化や維持費の問題から出場馬数が減少しています。

チャグチャグ馬コ継続のために

皆様からいただいたご寄付は以下のとおりに使用させていただきます

チャグチャグ馬コ開催のために

現在の滝沢市では農用馬の頭数が減少し、県内外から馬を借りてチャグチャグ馬コを開催しています。
今回のクラウドファンディングで皆様からいただいたご寄付は、来年のチャグチャグ馬コ行事の開催資金として活用させていただきます。

新しい担い手の育成

滝沢市にはチャグチャグ馬コの馬主団体であるチャグチャグ馬コ同好会があり、同好会では馬事文化の継承活動も行っています。
そのなかで青年部では、チャグチャグ馬コ以外にも馬の活躍の場を作ろうと、毎年様々なイベントを積極的に行っています。
小さい子ども達には馬と触れ合える貴重な機会となっており、将来の新しい担い手育成の第一歩となっています。

今回のクラウドファンディングでいただいた寄付は、一部を馬事文化の継承へ還元いたします。

市有馬の維持

滝沢市では新しい担い手のために、市有馬から生まれた仔馬を無償で譲渡する取り組みを行っています。
これまで5人のチャグチャグ馬コ同好会滝沢支部会員に計5頭無償譲渡しています。
そして、譲渡した馬に第一子が生まれた場合は、またその仔馬を市に返してもらい、次の貰い手へ引き継いでいきます。
市有馬を維持することで、新しい担い手への手助けや馬事文化の維持に繋がっています。

今回のクラウドファンディングでは、皆様からいただいたご寄付を市有馬を維持するための費用として活用させていただきます。

担当者の声

担当の滝沢市観光物産課、菅野さん。
今回のクラウドファンディングについてインタビューしました!!

Q、今回のクラウドファンディングのきっかけを教えてください。

A.滝沢市で所有する農用馬「滝姫」が、5月22日に元気な女の子を産みました。これをきっかけに、今回のクラウドファンディングを通じて、チャグチャグ馬コという馬を愛する文化を多くの皆さんに知っていただき、ファンになっていただきたいと考えています。

Q、現在の滝沢市のチャグチャグ馬コの現状をお聞かせください。

A.ゴールにもなっている盛岡市が、ニューヨークタイムズ紙による「2023年に行くべき52カ所」に選ばれました。その効果もあってか、今年のチャグチャグ馬コは、22万3千人という過去最高の人出を記録しました。
その一方、装束馬の出馬頭数は55頭と、ピークであった平成2年の102頭から半分近くまで減少しており、地域の大きな課題となっています。市内の農用馬の飼育頭数も年々減少傾向にあり、県内外から相当数の馬を借用してチャグチャグ馬コを実施しているのが現状です。

Q、滝沢市は今後どのような対策を行っていく予定ですか?

A.平成20年から滝沢市としても雌の農用馬を所有しています。この市有馬をチャグチャグ馬コに出馬させるほか、繁殖させ生産された仔馬を、チャグチャグ馬コ出馬者に無償譲渡する取組を行っています。これまで5頭を無償譲渡してきました。
現代では、馬を農作業に使うことは基本的にありませんので、馬主さんの多くはチャグチャグ馬コのために馬を飼っています。皆様からのご寄附により、装束馬の派遣事業(5万円~/日)など馬コ当日以外にも、活躍できる場を創出したいと考えています。

Q、ちなみに仔馬の名前を募集しているそうですが、どういう流れで決まるんでしょうか。

A.7月に仔馬の名前を公募し、400件を超える応募が寄せられました。いずれも愛情あふれる名前で、嬉しいかぎりです。市長による選考で決定し、秋ごろには命名式を開催する予定となっています。

Q、最後にクラウドファンディングの参加者の皆様へ一言お願いします!

A.チャグチャグ馬コには、きらびやかな装束に身を包んだ愛馬を誇らしげに自慢する馬主さんの想いが詰まっています。一方、農用馬の維持には大きな負担が伴います。この素晴らしい文化と伝統を繋いでいくため、皆さんのご支援どうぞよろしくお願いいたします。

応援する馬の紹介

滝姫(たきひめ)

名前   滝姫(たきひめ)
品種   ブルトン種
性別   メス
生年月日 平成24年3月28日
産地   岩手県滝沢市
母馬名  校伯(こうはく)
父馬名  粒鴨(りゅうおう)
初代市(村)有馬「校伯」の第10子(滝沢市(村)が購入後の第2子)
所有   滝沢市

我が子の名前は何になるかな?

仔馬

カメラに興味深々

誕生  令和5年5月22日(月)
性別  メス
品種  ブルトン種
毛色  栗毛
2代目市有馬「滝姫」の第7子

滝沢市長から皆様へ

滝沢市長 武田哲(たけだ さとる)

滝沢市のクラウドファンディングのページをご覧いただきありがとうございます。
チャグチャグ馬コは、農用馬とともに暮らし、家族と同様に扱ってきた愛馬精神が花開いた祭りです。全国に留まらず全世界に誇ることができる文化だと考えております。
現在この文化・伝統の継承が危機を迎えています。この文化・伝統とその現状を皆様に知っていただきたく、滝沢市として初めてのガバメントクラウドファンディングに挑戦することといたしました。
人と馬とが一緒に築いてきた風景を後世に残していくため、皆様の温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。